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変形性膝関節症患者が下肢静脈瘤の治療として弾性ストッキングを着用すると、膝痛が改善する──。そんな研究結果を、東濃厚生病院(岐阜県瑞浪市)整形外科の岸本烈純氏が、第98回日本整形外科学会学術総会(会期:2025年5月22~25日、開催地:東京都千代田 ...
2024年秋ごろから流行している伝染性紅斑。2025年も患者の増加が止まらない。2025年第20週(5月12~18日)の定点当たり報告数は2.05を記録し、過去10年間で最大の報告数となった(図1)。また、第21週(5月19~25日)の定点当たり報告 ...
オランダUtrecht大学医療センターのSimoneJADonners氏らは、頸動脈の狭窄率が50%以上で、頸動脈リスクスコアによる同側脳卒中リスクが20%未満の成人患者を対象に、薬物療法群と薬物療法に血行再建術を併用する群のランダム化比較試験を行ったところ、2年間の追跡でアウトカムに有意差はなく、血行再 ...
日本保険薬局協会(NPhA)は、2025年5月15日に開催した定例記者会見で「2026年度診療報酬改定等に関する要望書」を厚生労働省に提出したと報告した。物価上昇および賃上げ分を含めたプラス改定の他、いわゆる“7剤逓減”の撤廃を含む、薬局の機能に基づ ...
フィンランドTurku大学のAleksiK.Winstén氏らは、ウェアラブルデバイスにより検出機会が増えている無症候性心房細動に対し、脳卒中予防を目的とした非ビタミンK拮抗経口抗凝固薬(NOAC)投与の効果を予測するシミュレーション解析を行ったとこ ...
米マサチューセッツ工科大学、米OpenAI社、英オックスフォード大学がプレプリントサーバーのarXivに発表した共同研究によると、画像と言語を組み合わせた機械学習モデル(VLM:Vision-languagemodels)は「ない」「~しない」といっ ...
新年度が始まってからしばらくたち、企業の新入社員の定期健康診断などを実施している医療機関もあることでしょう。健康診断は特定の疾患に対する検査とは異なり、比較的健康状態が良好で、かつ非常に多くの受診者を対象にします。そのため、検査の精度や結果の説明などに限界があります。そうした中で… ...
比較的若年の下肢閉塞性動脈疾患(LEAD)患者には家族性高コレステロール血症(FH)が高率で併存しており、FHが併存する患者は重症例が多く生命予後も不良だったと、第53回日本血管外科学会学術総会(会期:5月21~23日、開催地:北九州市小倉北区)で新 ...
米国Vanderbilt大学のJamieL.Pfaff氏らは、米国退役軍人省(VA)のデータベースを利用して、うつ病と診断された患者の心不全発症リスクをそれ以外の成人と比較するコホート研究を行い、うつ病患者の心不全発症リスクは有意に高かったと報告した ...
オーストラリアMonash大学のStephenJ.Nicholls氏らは、家族性高コレステロール血症患者またはアテローム性心血管疾患歴がある患者で、高強度のスタチン療法を適用してもLDLコレステロール(LDL-C)が目標域に至らない人を対象に、obicetrapibを追加する第3相臨床試験を行ったところ、84日後に評価したL ...
近年、薬剤師の業務は多岐にわたり、複雑化している。特に、一部の病院では医師から薬剤師へのタスクシフト・シェアが進む中で、薬剤師の業務範囲が拡大しつつあり、それに伴って人手不足が深刻化している。そうした中、聖路加国際病院(東京・中央)や神戸市立医療センター中央市民病院では、業務効率… ...