News

2025年春季の関東地区高校野球大会(茨城)は21日、準々決勝2試合が行われ、4強が出そろった。
2回表、無死一塁から7番萬場 翔太内野手(3年)の二塁打でチャンスを作り、内野ゴロで1点先制。2回、3回と 東海大相模 は1点ずつ点を入れて、3回終わって2対1とリードしていたが、4回表、 山梨学院 は檜垣 瑠輝斗投手(2年)の三塁強襲安打で同点、二死一、三塁から2番石井 陽昇外野手(3年)が右中間を破る適時二塁打を放ち、4対2とした。
巨人の支配下登録人数は現在63人と支配下枠には余裕がある状態だが、一軍に出場するには外国人枠の問題をクリアする必要がある。現在のプロ野球では一軍に登録できる外国人選手は5人まで、ベンチ入りは4人まで。
東海大相模 vs 山梨学院 の一戦は150キロ右腕・福田拓翔投手(3年)が先発。肘のケガから回復途上で、まだ状態は上がっていない。2回表、内野ゴロの間1点を失うと、2対1と東海大相模のリードのまま迎えた4回表、檜垣 瑠輝斗投手(2年)の三塁強襲安打で同点に追いつかれ、二死一、三塁から2番石井 陽昇外野手(3年)が右中間を破る適時二塁打を放ち、2対4。福田はこの回で降板。
特に8回のタイムリーは「今年から打球へのアプローチに力を入れている」成果を発揮。加川 航平投手( 伊勢崎清明 ― 拓殖大 ―群馬ダイヤモンドペガサス)が投じた内寄りの球を詰まりながらもセンターにはじき返した。藤田も「変化球を手前で捉えると引っ掛けてゴロになってしまうので、詰まってでもヒットゾーンに飛ばせたことに価値がある」と納得した表情だった。
浦和学院の伊藤 漣投手、岡部 修弥投手が力投を見せ、2点目を挙げられない中、8回表、完封ペースの織田翔希投手(2年)がピンチを招き、代打・川原晴斗内野手(3年)の同点適時三塁打で同点に追いつく。
21日、春季関東大会準々決勝の第2試合は山梨学院vs東海大相模の一戦が行われる。両校は昨秋の関東大会初戦で対決し、山梨学院が勝利している。先発が発表され、東海大相模は世代屈指の右腕・福田拓翔投手(3年)が先発となった。回復途上の福田は初戦に続いての先発となった。
8回表、二死二塁から代打・川原 陽斗内野手(3年)がここまで好投の織田翔希投手(2年)の直球を逃さず、左中間を破る適時三塁打で同点に追いついた。勝ち越したい浦和学院だったが、横浜はカウント1-1の場面で、中継ぎとして存在感を示している片山 大輔投手(3年)が2番手として登板。片山は三振に打ち取り、ピンチを切り抜けた。
横浜 の先発・ 織田 翔希 投手(2年)が5回まで無失点の投球。初回に最速150キロを出して、球場は大きくどよめいた。その後もチェンジアップ、カーブを器用に投げ分け、浦和学院打線を封じている。5回までの平均球速は144.7キロとなっている。
21日、春季関東大会準々決勝、 横浜 vs 浦和学院 の一戦が10時から開催される。スタメンが発表され、横浜は 織田 翔希 投手は19日の作新学院戦でもブルペンで準備しており、村田監督は「県大会よりは調子が上がっています」と語る。織田らしい爽快感溢れる投球を見せることができるか。センター・阿部葉太外野手が負傷なためこの日もベンチスタート。打順も入れ替え、ベストな打順を探っている。
2025年春季の第139回全尾張高校野球選手権大会の組み合わせが決まった。 大会は予選を勝ち抜いた8チームによるトーナメントで争われる。開幕は24日で、25日に準決勝、31日に決勝が予定されている。
勝てば優勝、負ければV逸というプレッシャーのかかる一戦。先発マウンドに上がったのは前日に104球を投げて完封したエースの 鈴木 豪太 投手(4年=東海大静岡翔洋)だった。